ユ・ミョンファン外交通商部長官は22日、6者会談と関連し「6者会談再開などに対しては天安艦問題解決後、関連国らと協議を行う」と話した。

同長官はこの日、国会外交通商統一委員会全体会議に出席し業務報告を通じて、「天安艦沈没が北朝鮮の仕業と明らかになっており、政府は現段階ではまず天安艦事件の解決に注力する」と話した。「これに対しては米中ともに韓国政府の立場に同調している」と明らかにした。

同長官は「北朝鮮の武力挑発に対する断固たる糾弾と追加挑発の抑制に向け国連安保理措置を推進する一方で、同盟国、友好国、主要国などの国際社会と協力し、両者、多者の北朝鮮措置を実行する努力を継続している」と強調した。

「政府は安保理が武力挑発に対し厳重な措置を取るよう、国際社会と協力し国連だけでなく在外公館を通じた交渉も実施している」と説明した。

「北朝鮮が6者会談に復帰することだけでなく、交渉を通じて核放棄の意志を見せることによって非核化の進展を成し遂げることが重要だ。交渉再開時には一括妥結（Grand Bargain)方式を推進する方針であり、具体的な内容と細部推進方案に関しては、関連国と協議していくだろう」と明らかにした。

「現在は安保理措置を中心に協議中にある。決議や議長声明など形式は米国などの主要友邦国との協議を通じて決めるだろう」と話した。

「58ヶ国並びに5つの国際機関が北朝鮮を糾弾し我々の立場を支持している。中国とロシアへの多角的な説得努力を持続する」と強調した。