北朝鮮の対韓国宣伝団体である朝鮮平和擁護全国民族委員会(平和擁護委)は29日、朝鮮民族と人類の頭上に核災難を浴びせかけようと狂奔するトランプに対する全世界の呪いと糾弾世論を盛り込んだ白書を発表した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。
白書は、「先日、米大統領のトランプは国連舞台でわが共和国の最高の尊厳を冒とくして国家の存在自体を否定し、数千万の朝鮮人民を絶滅させるという前代未聞の反人倫的な狂人のほらを吹いて千万軍民のこみ上げる憎悪と憤激をかき立て、全世界を驚愕させた」と指摘した。
また、トランプ氏が米国内外から「国連を戦争威嚇の舞台につくった妄言」「最も凶悪な演説」「ならず者」「狂人」「夢遊病患者」「21世紀のヒトラー」「悪の帝国のごろつき頭目」「初歩も知らない政治門外漢」「没落を招く特等馬鹿」「治癒不能の精神病者」と糾弾、揶揄、嘲笑されていると述べた。