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米軍機は過去に5回、北朝鮮に撃墜されたことがある。中でも1964年に清津(チョンジン)の南東160キロ海上の国際空域を飛行していた米海軍のEC-121早期警戒機が撃墜されたときには、乗組員31人全員が死亡する大惨事となった。米軍としては、それだけリスクの高い作戦を行ったわけだが、北朝鮮に感知されなかったことで米軍は多少拍子抜けしたようだ。

その理由について、電力難でレーダーが稼働していなかった、国際空域だったため対応を行わなかったなど様々な憶測が飛び交っているが、韓国空軍で防空レーダー管制業務を担当した経験を持つある将校は、韓国の世界日報の取材に「勤務怠慢だった可能性がある」と指摘した。

この将校は「土曜の深夜だったため、北朝鮮の防空レーダー管制要員が警戒勤務を怠ったか、レーダー施設が老朽化し、航跡を捉えられなかった可能性がある」と2つの可能性を示した。その上で「以前は捉えることができたのに今回はできなかったということは、勤務怠慢であった可能性がより高い」と指摘した。