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23日深夜、米軍のB-1B戦略爆撃機2機とF-15C戦闘機5機の計7機からなる編隊が、朝鮮半島東海岸の北方限界線(海上の軍事境界線)より北側の、北朝鮮の領空に接した空域を飛行した米国防総省によれば、米爆撃機として「今世紀で最も北まで飛行した」という。

北朝鮮の元山(ウォンサン)から300キロの地点の上空を旋回したわけだが、韓国の情報機関・国家情報院(国情院)が明らかにしたところでは、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)はスクランブルを含めて一切の反応を示さなかったとされる。

国情院はまた、米軍関係者の話として「(北朝鮮は)おそらく驚いただろう、北朝鮮は知らなかったようで、だから敢えてB-1Bの飛行ルートを公開した」のだと説明した。さらに、北朝鮮は、米軍が爆撃機の飛行ルートを公開した後になって、遅まきながら戦闘機を日本海側に追加配備したもようだという。