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自称「超大国」の権力者としての初歩的な論理と体裁をことごとく投げ捨てたトランプの狂態は、ヒトラーとムッソリーニ、ニクソンとブッシュなど悪名をとどろかした古今東西の政治ごろつきを顔負けさせる醜態の極致である。

問題の危険さは、トランプが国連舞台で言い散らした「完全破壊」「粉みじん」などの妄言が老いぼれ精神病者の即興的言動ではなく、米政府の「対北政策」、対「韓」半島政策を濾過せず表出したことだというところにある。

トランプの「完全破壊」暴言は単に、北に対する米国の敵視政策、北の住民に対する米国の大殺りく企図だけではない。