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北朝鮮と国境の川を挟んで向かい合う中国遼寧省の丹東市。国連安全保障理事会の制裁決議を受けて、現地で働いていた北朝鮮労働者が続々と帰国の途についていることはすでに伝えたが、その傾向がさらに強まっている。

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市内の繊維工場で北朝鮮労働者の管理を行っている担当者は、デイリーNKの取材に次のように答えた。

「最近まで、北朝鮮労働者300人が働いていたが、制裁のせいで170人が契約を解除され帰国させられた。今残っているのは130人だが、彼らもまもなく帰国させられるだろう」

中国政府は、国連安保理で採択された制裁決議2371号の履行の一環として、北朝鮮労働者の就労ビザ延長を不許可とした。