北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は27日、トランプ米大統領が「われわれの最も神聖な最高の尊厳を謗って『政権交替』をうんぬんしたあげく、国家の『完全破壊』を言い散らした」と糾弾する署名入りの論評を掲載した。朝鮮中央通信が27日、伝えた。
論評は、「共和国は威嚇という一言で膝を屈し、一度叩けば倒れる国ではなく、水爆、大陸間弾道ロケットと戦略潜水艦弾道弾を保有した世界的な軍事強国だ」と主張した。
また、「トランプの狂態は、わが共和国の核保有が米国とその追随勢力が言い散らす『世界的な威嚇と挑発』ではなく、米国の強権と専横から国の自主権と民族の生存権を守るための正々堂々たる自衛的選択であったということを反証している」と指摘した。