北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は21日、署名入りの論評で日本の憲法改正をめぐる動きを非難した。同日、朝鮮中央通信が報じた。

論評は、自民党の石破茂元幹事長がある講演で「憲法に『自衛隊』の存在を明記しなければならないと強弁を張った」と述べた。

また、「今、日本の政界は極度に反動化、右翼化されて民心にあくまで逆行し、『平和憲法』を戦争憲法につくろうとしている」と指摘した。

さらに、「『自衛隊』を『大東亜共栄圏』実現の妄想の下で他国を血塗られた軍靴で踏みつぶしていた時の日本軍に変身させて再侵略の道に駆り出すこと、これが憲法改悪騒動の本質である」と強調した。

その上で、「日本の反動層が熱を上げる憲法改悪策動は単なる表現上の修正問題ではなく、日本の前途、アジア太平洋地域の平和に直結する問題である」とし、「日本人民も憲法改悪に頑強に反対している。島国にとって再侵略はすなわち破滅である」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 日本反動層の憲法改悪の本質は再侵略

【平壌9月21日発朝鮮中央通信】日本で憲法改悪問題をめぐって相反する二つの事件が発生した。

去る4日、東京都で「安倍の憲法第9条改正に反対する全国市民活動実行委員会」が結成された。

これとは対照的にその翌日、元自民党幹事長の石破はある講演で、憲法に「自衛隊」の存在を明記しなければならないと強弁を張った。

21日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、これは憲法改悪をめぐって日本の政界と民心がよりいっそう対立しているということを実証すると明らかにした。

論評は、今、日本の政界は極度に反動化、右翼化されて民心にあくまで逆行し、「平和憲法」を戦争憲法につくろうとしていると暴露した。

また、日本反動層の目的は遂げられなかった「大東亜共栄圏」の昔の夢を実現して敗北の復しゅうをしようとすることだとし、憲法第9条に「自衛隊」の存在をあくまでも明記しようとやっきになる本当の理由がここにあると暴き、次のように強調した。

日本の戦争武力保有と交戦権を許さなかった憲法条項の核心を置き換えればどんな結論が出るのか。再侵略の許容である。

「自衛隊」を「大東亜共栄圏」実現の妄想の下で他国を血塗られた軍靴で踏みつぶしていた時の日本軍に変身させて再侵略の道に駆り出すこと、これが憲法改悪騒動の本質である。

日本の反動層が熱を上げる憲法改悪策動は単なる表現上の修正問題ではなく、日本の前途、アジア太平洋地域の平和に直結する問題である。

アジアの多くの国と民族が日本の憲法改悪騒動に厳しい警戒の視線を送っているのはそのためである。

日本人民も憲法改悪に頑強に反対している。

島国にとって再侵略はすなわち破滅である。---

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