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実際、韓流ドラマや映画、バラエティ番組などの映像コンテンツや、韓国、米国からのラジオ放送は、北朝鮮の人々の意識を大きく変化させた。例えば、保安員(警察官)による家宅捜索に対して、令状の提示を求める人が現れたのはその端的な例と言えよう。

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情報流入の重要性は変わらないが、課題もある。

北朝鮮では、ご禁制の韓流ドラマなどの動画ファイルを保存、流通させるために様々なメディアが使われてきた。当初はVCDが使われていたが、容量の問題などでDVD、USBメモリが主流となった。