国境警備隊員は、3人を捕まえて、頭と体を銃床と石で激しく打ち据えた末に、川に投げ捨てた。そのうちの1人は意識があり、水面でもだえ苦しんでいたがやがて姿が見えなくなった。詳細はわからないが、3人とも死亡したものと思われる。
この一部始終を、川向うの中国から目撃していた人がいた。
吉林省延辺朝鮮族自治州の龍井市開山屯鎮に住む漁師Aさんは、川沿いを歩いていた時に暴行現場を目撃した。具体的な犯行地点は不明だが、川幅が狭いところでは2〜30メートルしかないため、かなりはっきり見えたようだ。
「あまりにも残酷だったので、夢にも出てくるほどだ」(Aさん)