ポーランドでは、北部の造船所などの劣悪な環境下で北朝鮮労働者が働かされていることがドイツのメディアにより暴露され、問題となっている。ポーランド政府は、北朝鮮労働者への就労ビザの新規発行、更新を停止したが、地方政府は労働許可証の発行を続けていると伝えられている。
(関連記事:ポーランド地方政府、北朝鮮労働者に労働許可証の発行を継続)一方、マルタでは、中国系のアパレル工場に北朝鮮労働者が派遣されていたが、当局は昨年7月までに全員を事実上の国外追放とした。また、ブルガリア、チェコ、ルーマニアにも北朝鮮労働者がいたが、すでに全員が撤収している。
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