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北朝鮮に再入国したり、北朝鮮に出入りした疑いで拘束される脱北者が相次いでいる。

ソウル中央地方法院の刑事抗訴1部は27日、境遇を悲観して越北した疑いで拘束、起訴されたイ某氏に、原審どおり懲役1年6ヶ月、資格停止2年を宣告した。

裁判部は判決文で、“イ氏は緻密な計画の下、北朝鮮に密入国した後、北朝鮮の保衛部の要員などに会って、北朝鮮体制をほめたたえて、大韓民国を批判した”と述べ、“それだけでなく、北朝鮮から追放された後、再び北朝鮮に密入国した点から、厳罰に処すのが当然である”と明らかにした。

裁判部はまた、“(社会適応の困難などから)境遇を悲観したあげく、現実から逃避するために北朝鮮に密入国した点と、国家安保に影響がなかった点等を考慮して、このように宣告する”と付け加えた。

イ氏は2005年4月に中国を経て北朝鮮に再入国しようとしたが、中国の国境警備兵に追放された後、昨年再び北朝鮮に入って行き、追放された。イ氏は今年1月に再び北朝鮮に行って追放され、船に乗って中国に渡ろうとしたが、中国の公安当局に捕まった。

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ソウル中央地方検察庁の公安2部は、韓国に定着した後も北朝鮮に出入りした疑いで、29歳のイ某氏を拘束、起訴した。イ氏は2003年9月に北朝鮮を脱出した後、2度にわたって中国から北朝鮮に入り、8ヶ月から9ヶ月滞在した容疑がかけられている。

モーテルの従業員として働いていたイ氏は、韓国生活が思っていたよりもよくないと、妻と子供がいる北朝鮮に出入りして、密輸入品の商売をしてきたことが明らかになった。