北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は5日、日韓両政府が昨年締結した日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が1年延長されたことを非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。
GSOMIAは、日韓両国の防衛情報の共有を目的にした協定で、朴槿恵前政権下で締結された。文在寅大統領は大統領選の公約集でGSOMIAを見直す可能性を示唆していたが、韓国国防省によると先月25日、自動的に1年延長された。
論評は、GSOMIAについて「天下にまたといない親米・親日逆賊である朴槿恵が残した最も代表的な積弊の一つである」と非難した。