ちなみに韓国メディアによると、同国の情報機関である国家情報院のキム・サンギュン第3局次長は先月31日に開かれた国会情報委員会懇談会の席で、現在、北朝鮮で使われている携帯電話の数は470万台と述べている。370万人と470万台では相当な開きがあるが、普及が進んでいることには違いない。
KOTRAの報告書は、経済的に余裕のある平壌の大学生などの間で複数台の携帯電話を持つケースも増えていると説明している。1ヶ月の通話時間が200分に制限されているため、それを潜り抜けるための裏ワザということだ。
携帯電話の利用者の増加は、北朝鮮当局が国民の通信を監視する上で大きな力となっていると報告書は指摘している。