このように考えると、米韓はやはり「開戦不可避」と判断した時点で先制攻撃し、金正恩氏を排除することを狙わなければならない。繁栄の度合いの大きい韓国の方が、戦争によって失うものが北朝鮮に比べ大きいからだ。
現状、米韓側で「金正恩暗殺」に使えそうな兵器は、各種の地対地ミサイルと空対地ミサイル、米軍のステルス戦闘機などだ。
そして近いうちに、ここに米軍の最新型無人攻撃機「グレイ・イーグル」(MQ-1C)が加わる。アフガニスタンなどでの要人暗殺で実績のある「プレデター」の改良型で、高度7600メートルで30時間の滞空が可能という。翼下に武器を吊るすパイロンも2つから4つに増え、攻撃力も倍増している。