金正恩氏が夢見る「ソウルの泥沼」と「無人機で暗殺」の悪夢

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朝鮮半島有事を想定したときに、米軍がとくに懸念しているとされるのが、北朝鮮軍が非武装地帯に多数掘削した秘密トンネルの存在である。北朝鮮軍はこれを通じ、1時間に2万人を韓国の首都圏に侵入させることができるとも言われる。

北朝鮮の特殊部隊と韓国の市民が入り乱れるような事態となれば、北に対して圧倒的に優位にある米韓の航空戦力も用をなさなくなる。戦闘が長期間にわたる一方、北朝鮮が自国内で核兵器を使用するのを警戒して、米韓側は平壌に攻め込むことができない――「ソウル占領」を云々する金正恩氏が思い描いているのは、このような泥沼に米韓を引きずり込むことかもしれない。