北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は23日、韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防相を非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、宋氏が「朝鮮人民軍戦略軍のグアム包囲射撃方案に対して『そんなことは絶対に起こりえない』だの、『誤判』だの、『断固たるよう懲に直面することになる』だのと言って、対決のほらをまたもや騒がしく吹いた」と非難した。

また、「宋永武のようにカカシ軍隊の首長の席につくやいなや、米国上司らの眼鏡にかなうために虚勢に浮ついて対決妄動を振るう者はかつていなかった」と指摘した。

そのうえで、「もし、かいらい軍部好戦狂らが変化したわれわれの戦略的地位を忘却したまま、いまだに気を確かに持てずに同族対決の妄動を振るうなら、犯した罪悪によってわが軍隊の最初の標的になる不遇な境遇を免れられなくなるであろう」と警告した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 南朝鮮軍部好戦狂らが同族対決妄動を振るうならわが軍隊の最初の標的となる

【平壌8月23日発朝鮮中央通信】先日、かいらい国会の保守一味の前に現れたかいらい国防部長官の宋永武が、われわれを刺激し、威嚇、恐喝している米国に厳粛な警告を送るための朝鮮人民軍戦略軍のグアム包囲射撃方案に対して「そんなことは絶対に起こりえない」だの、「誤判」だの、「断固たるよう懲に直面することになる」だのと言って、対決のほらをまたもや騒がしく吹いた。

23日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、これこそ時を構わず吠え立てて無様に奔走する精神病者を彷彿(ほうふつ)させると嘲笑(ちょうしょう)した。

論評は、そもそもかいらい軍部の頭目として同族対決の悪行をこととしなかった者はいなく、悪らつな詭弁(きべん)を並べ立てなかった者はいなかったが、宋永武のようにカカシ軍隊の首長の席につくやいなや、米国上司らの眼鏡にかなうために虚勢に浮ついて対決妄動を振るう者はかつていなかったとし、それについて資料を挙げて暴露、糾弾した。

また、「世界唯一の超大国」に自称するアメリカ式虚勢はこんにちの世界でこれ以上通じず、「力の優位」を唱えていたアメリカ帝国はわが共和国の強大無比の軍事力の前で気抜けして久しいと主張した。

そして、このような上司を頼りにして虚勢を張り、「韓米同盟」だの、「核心軸」だの、何のという妄言を念仏のように吐きながら、むく犬のように米国上司の前で尻尾を振るうざまこそ、哀れ極まりないとし、次のように強調した。

かいらい国防部長官の宋永武に忠告する。

不足する能力を同族対決と親米事大で間に合わせようと脂汗を流すのではなく、今からでも故郷である論山へ帰って静かに余命を維持する方がよかろう。

不出来な口は不幸の禍根だと言われた。

身の程も知らずにふと飛び出し、舌を動かして差し出がましく振る舞っていれば、軽率な口はもちろん、老いぼれて今にでも切れそうな命脈が無事ではないということを知るべきだ。

いわゆる「よう懲」について熱心に言いふらしているかいらい合同参謀本部議長の鄭景斗をはじめ、かいらい陸・海・空軍の頭目らも例外ではない。

もし、かいらい軍部好戦狂らが変化したわれわれの戦略的地位を忘却したまま、いまだに気を確かに持てずに同族対決の妄動を振るうなら、犯した罪悪によってわが軍隊の最初の標的になる不遇な境遇を免れられなくなるであろう。

    関連記事