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● ンタビュー対象者:平壌市西城区域、平壌大城区域

1.市場の現状

ー 貨幣改革以前と同じく運営されているが、路上市の取り締まりは貨幣改革前よりも強化されている。
ー 米をはじめ主食物の価格が下落し穀物の屋台は混雑しているが、工業品は下落幅が小幅なのであまり人気が無い。
ー 貨幣改革直後に市場の入口に貼られた国定価格浮ヘ無くなった。
ー 3月中旬頃、100:1グループが組織されて市場の物価統制とドル使用を制限をする噂が立ったが、実際には行われなかった。
ー 現在のドル両替商らは取り締まりの目を避け、貨幣改革戦と同じ水準で商売をしているという。
ー 平壌市内や地方の大都市の市場では、北朝鮮通貨流通が減少しドルがしようされている。

ー このような現象は、1番目にこの間に流通したウォンが一部の商売人に集中した。

2番目に追加の貨幣発行が行われず一般企業所労働者らの場合、今年2月からは賃金を配給されずお金自体が無くなった。3番目に貨幣改革を通じウォン不信が高まりドルへの信頼が高まった結果、商売人のドル志向が強まった為。

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ー 3万ウォンの服の場合、ドルでの支払いは30ドル(27000ウォン)でウォンで支払う場合は3万ウォンを支払わなければならない。

ー ドルとともに人民元も取り引きされているが、ドルに比べて利用度が低く市場では100人民元に対し15ドルで取り引きされている。

ー 市場価格は米やトウモロコシなど主食物価格が大幅に下落した反面、副食物は下落幅が少なく水産物や工業品はその他の農産物に比べ、異常に価格が高い。

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ー 水産物の価格が高い理由は売取り締まりが激しく、原油価格や運送費が上昇した影響だ。

2.食糧配給および賃金支給について

ー 平壌市の場合、4月までは正常に食糧が配給されておりトウモロコシは6月分まであらかじめ配給された

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ー 配給所の指導員の話では、供給所の米が無くなり5月からは正常な配給が難しくなった。

ー 便利奉仕所の場合、昨年12月の賃金配給後は支給されておらず、炭鉱、軍需、鉱山労働者を除いた一般企業所労働者らの場合、今年2月から支給されていない。

ー 賃金支給に必要な貨幣の追加発行は無かった模様で、今年2月末から3月初めには中央省級機関には新貨幣が支給された。この理由は貿易会社が行ってきた国内の肥料供給を今年から省級機関が担当し、輸入に必要なドルを国内で購入する為に支給されたという。

3.電気事情

ー 今年に入り平壌市内の電気事情が改善し、3月の場合は1日平均2時間、4月は1日平均5時間程度供給されている。

ー 電気事情が最も良い中区域も中心部だけで、残りの地域は昨年の30-40%程度が供給されている

ー キョンフン館、清流館の運営が難しい停戦が起きている。

ー 昨年には安定的に電気が供給されていたリュギョン洞文化芸術家(金正日が特別に扱う文化芸術家)集団アパートの(40階)ですら、しばしば停戦になるという

ー 平壌市の街灯の場合もしばしば停電が発生したが、4月10日以後は停電になる場合はない。

ー このように電気事情が良くない理由は、アパート建設やダム建設に必要な鋼製を生産工場へ優先的に供給されると為だと奄ウれており、砂糖を輸入する為にソン・カン製鋼所の生産品は全てキューバへ送られ、平壌市内の電気事情が悪化しているとされている。

4.パク・ナムギ銃殺関連

ー 3月10日に平壌巡按剛健軍官学校でパク・ナムギを含む2人が公開銃殺されたという話を聞いたが、銃殺されたもう1人がどの様な人物なのかは聞いたことがない。
ー ソ・グァンヒの場合、市場で公開銃殺をしたので一般住民が目撃したが、今回は中央党の幹部だけが見守る中で行われたため、一般人の目撃者はいない。
ー 公開銃殺後は死刑場から搬送される際に顔を隠さないが、今回は顔を隠したまま搬送された為にパク・ナムギではないとの噂が広まった。
ー 銃殺後、期間企業所レベルで銃殺に関する講演会が組織されたが、この時パク・ナムギはスパイではなく親日分子なので殺したという話を聞いたが、罪に対しては具体的に聞けなかった。
ー パク・ナムギ銃殺後、平壌市民の一部では貨幣改革失敗でパク・ナムギが死んだが、また無念な犠牲者が増えたと惜しむ人々もいたし。 キジの代わりに鶏が死んだという人や、羊の頭で騙して犬肉を売る行為と同じだという人もいた。
ー パク・ナムギ銃殺直後、江東郡居住のパク・ナムギの4親等、6親等の親族は、地方に追放された。

5.天安艦事件

ー 天安艦事件は平壌市民の大部分が中央放送報道と新聞報道を通じて知っている。
ー 大多数の平壌市民は人民軍が攻撃したと理解しているが、関心は高くない。
ー 知り合いの軍部の課長は攻撃を行った発言した後、貨幣改革失敗後、民心を落ち着かせ緊張を高める事で関心をそらす目的で攻撃したとの主張も聞いた。
ー 3、4月に人民や軍隊に対する特別な訓練は無かったと記憶している。2月には最高司令官命令で人民を対象に偽装訓練を5日間行った。
ー 現在の天安艦事件による特別な緊張感はなく、人民生活に影響もほとんどない。

6.キム・ジョンウン関連

ー 労働新聞に掲載されたキム・ジョンウン写真は見た事は無く、キム・ジョンウンの顔を見たという人も見当たらなかった。
ー 金正日に同行し後継授業を受けているという話はあるが、一般人民にはさほど 関心がなく当然息子が引き継ぐだろうとの雰囲気だ。
ー キム・ジョンウンの生家がある香木里では、住民を江東郡などの地域に移動させる事業を行い、江東郡居住の前科者は地方へ追放された。
ー 香木里のキム・ジョンウン生家の1号行事は鉄道作業が 進行中で、本来の駅は奉化駅が出発駅と知られていたが、ピョンャ悼wを1号行事の出発駅に変え、元のピョンャ悼wは移転するという話がある。終着駅はケンシン駅である。