金正日が全軍、人民保安部、国家保衛部、労農赤衛隊、赤い青年近衛隊に戦闘態勢突入を命令したと伝えられた。
NK知識人連帯は25日、北朝鮮内部通信員の話しを引用し、天安艦事件の民軍合同調査団の発浮ェあった20日午後7時頃、オ・グンニョル国防委副委員長が『3放送』で談話文を発表し、「金正日委員長が全軍、人民保安部、国家保衛部、労農赤衛隊、赤い青年近衛隊に万全の戦闘態勢に突入しろと命令した」との内容を伝えた。
「国防委員会報道官声明が出された直後、中央党組織部は各道、市、軍党委員会、工場企業所党組織へ夕方7時の『朝鮮中央3放送』を全住民が聴取する命令を電話で示達した」と説明した。
北朝鮮の『3放送』は各家庭のスピーカーに伝えられる『有線ラジオ放送網』だ。北朝鮮当局が外部に知らせたくない情報を住民へ伝達する際にしばしば利用する。
通信員によれば、オ副委員長は放送で「米国と南朝鮮が天安艦事件を我国と関連付け、報復すると狂っている」と非難した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面「我が革命的武装力は天安艦だけでなく、全世界の如何なる要塞も一撃で破壊できる世界最強の攻撃力を誇っており、これに驚いた米国、日本、南朝鮮傀儡奴が共和国を孤立、圧殺する為に作り出した国際的な反共和国謀略」と話した。
「我々は戦争を望まないけれが、米国や日本を見方につけた南朝鮮が共和国を攻撃するならば、今回機会に朝鮮戦争で成し得なかった祖国統一の偉業を必ず成し遂げろとの金正日国防委員長の命令を強調した」と通信員は伝えた。
知識人連帯は21日、「平壌市を中心に全国各地で『報復には報復を、全面戦争には全面戦争を!』という群衆大会を組織せよとの中央党の指示文が伝達された」と紹介した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面通信員は指示文に「傀儡軍艦船の沈没と関連し我国を結び付け、新たな国際的反共和国謀略騒動を広げている米国、日本、南朝鮮傀儡奴を糾弾、激怒した群衆の感情を反映させなければならない、と群衆大会の進行方向と方法を提示した」と話した。
特に労農赤衛隊と赤い青年近衛隊員の思想的覚悟をより一層高める為、群衆大会の参加者は軍服着用を義務付け、中朝国境を守る国境警備隊が23日夕方から『直日戦闘非常』に突入するなど、北朝鮮当局が内部で大々的な戦争の兆しを煽っていると通信員は伝えた。