国境警備隊は、最近まで国境を守るとの名目で何隻もの船を出動させていたが、燃料不足で1隻しか運航させられなくなった。今や、中国の業者に「助けてほしい」と泣きつく有様だ。
火災の原因は明らかになっていないが、ディーゼル油に混ぜられている廃油に火がついたものと見られている。制裁により燃料不足が深刻さを増す北朝鮮では、廃油が混ぜられたディーゼル油が大々的に売られている。
平安北道(ピョンアンブクト)のデイリーNK内部情報筋によると、中国の商人は油に廃油を混ぜたものを北朝鮮に密輸する。それを受け取った北朝鮮の商人は、さらに廃油を混ぜて市場に流通させる。