北朝鮮の内閣機関紙・民主朝鮮は10日、国連安全保障理事会が採択した北朝鮮に対する制裁決議2371号をめぐる韓国政府の対応を非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が報じた。

論評は、韓国の文在寅政権が制裁決議について「もろ手を挙げて口を極めて歓迎しながら無分別に言い散らしている」としながら、「これは同族を外部勢力の口に入れてでも上司の歓心を買ってみようとする天下にまたといない逆賊の群れだけが働くことのできる親米事大主義的売国行為の極みである」と糾弾した。

また、「かいらいの今回の行為は、彼らが今まで吹いた『対話』のうんぬんが心中にないうわべ飾りのたわごとであり、われわれを同族としてではなく、敵に相手取るということを公然と宣言したこと同様である」としながら、南北対話を呼びかけている文政権を非難した。

さらに、「かいらいが『戦争不辞』を言い散らす狂人であるトランプの連中と相づちを打ちながら同族対決の道へ疾走して招かれるのは前任『政権』よりもっと悲惨かつ凄絶な破局的惨事だけである」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「民主朝鮮」紙対朝鮮国連「制裁決議」に便乗する南朝鮮のかいらいを糾弾

【平壌8月10日発朝鮮中央通信】南朝鮮のかいらいが米国と敵対勢力がつくり上げた国連の「制裁決議」をもろ手を挙げて口を極めて歓迎しながら無分別に言い散らしている。

10日付の「民主朝鮮」紙は署名入りの論評で、これは同族を外部勢力の口に入れてでも上司の歓心を買ってみようとする天下にまたといない逆賊の群れだけが働くことのできる親米事大主義的売国行為の極みであると糾弾した。

論評は、共和国は南朝鮮当局がわれわれの大陸間弾道ロケットの試射に言い掛かりをつけながら米国に無鉄砲に便乗することに対して、それが保守「政権」の轍(てつ)をそのまま踏む愚昧な行為であり、そのような売国的行為を続けるなら、全てを失うようになるということを想起させながら改心する機会も与えたと明らかにした。

しかし、かいらいは今回に米国上司の犯罪的な対朝鮮制裁・圧殺策動に突撃隊として乗り出す危険極まりない賭博にためらわずに飛び込むことで共和国の忍耐と雅量に挑戦したと糾弾した。

かいらいの今回の行為は、彼らが今まで吹いた「対話」のうんぬんが心中にないうわべ飾りのたわごとであり、われわれを同族としてではなく、敵に相手取るということを公然と宣言したこと同様であると主張し、次のように強調した。

われわれに対する制裁と圧迫騒動によって北南関係がどうなるかということについてはかいらい当局が自ら判断すべきであろう。

かいらいが「戦争不辞」を言い散らす狂人であるトランプの連中と相づちを打ちながら同族対決の道へ疾走して招かれるのは前任「政権」よりもっと悲惨かつ凄絶な破局的惨事だけである。

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