イランを訪問している北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員会委員長が5日、テヘランの議会庁舎で行われたイラン大統領の就任式に参加した。朝鮮中央通信が7日(テヘラン5日発)、伝えた。
5月に行われたイラン大統領選挙で再選を果たした保守穏健派のハッサン・ローハニ師はこの日、議会での宣誓式に出席し、2期目の政権運営に入った。
朝鮮中央通信によると、ローハニ師は就任演説で「イランは核合意を破棄させようとする米国の策動に警戒心を持って対処し、中東地域の和平と安定保障のために努力の限りを尽くす」と強調した。