在イラン北朝鮮大使館が新築され、3日(現地時間)に開館式が行われた。朝鮮中央通信が4日に伝えた。

現在、世界各国にある北朝鮮の在外公館に対しては、核・ミサイル問題での制裁の一環として、規模を縮小させるよう米国などが現地政府に圧力をかけている。

そんな中、イランにおいて北朝鮮大使館が新築されたことは、従来から兵器開発などで協力関係にあった両国が、変わらぬ友好関係を維持していることを示すものと言える。また、米国のトランプ政権がイランに対して強硬姿勢を取っていることも、同国と北朝鮮が親密さを深めるのを後押しする可能性がある。

開館式には、北朝鮮側から崔希鉄(チェ・ヒチョル)外務次官、姜三賢(カン・サミョン)駐イラン大使、イラン側からエブラヒム・ラヒンプル外務次官らが参加。

崔氏は「両国間の戦略的な関係を変わることなく発展させていく」とする開館の辞を述べ、ラヒンプル氏も「朝鮮人民の闘争を積極的に支持する」と語ったという。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

イラン駐在朝鮮大使館が開館

【テヘラン8月3日本社特派員発朝鮮中央通信】イラン駐在朝鮮大使館が、新たに建設された。

開館式が3日に行われた。

新築された在イラン北朝鮮大使館の開館式が3日に行われた(ウェブサイト「朝鮮の今日」)
新築された在イラン北朝鮮大使館の開館式が3日に行われた(ウェブサイト「朝鮮の今日」)

開館式には、崔希鉄外務次官、姜三賢イラン駐在朝鮮大使、大使館員、関係者が参加した。

イランのエブラヒム・ラヒンプル外務次官、テヘラン市政府、友好団体、出版、言論など各界の人士、大使館の建設に参加したイラン建設会社のメンバーがこれに招待された。

崔希鉄次官は開館の辞で、イラン駐在朝鮮大使館が新たに建設されることによって、世界の平和と安全、国際的正義を実現するための両国間の交流と接触、協力をいっそう強化することができるようになったことについて述べた。

また、金日成主席と金正日総書記が反帝・自主のための共同闘争の中でイランの高位指導者たちと共にもたらして強化し、発展させた両国間の戦略的な関係を変わることなく発展させていくのは共和国政府の一貫した立場であると強調した。

ラヒンプル次官は演説で、朝鮮大使館が開館したことを喜ばしく思うとし、両国の先代領袖たちによって築かれた双務関係がいっそう拡大、発展するとの確信を表明した。

また、イランが困難な時ごとに誠心誠意援助し、連帯を表してくれた朝鮮について忘れていないイラン人民は、いつも朝鮮人民の闘争を積極的に支持すると強調した。

開館のテープが切られた後、参加者は大使館を見て回った。

同日、朝鮮大使館では宴会があった。---

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