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北朝鮮に140日間抑留され解放されたローラ・リン米カレントTV記者は18日(現地時間)、米国の有名トーク番組『オプラ・ウィンフリー・ショー』に出演し、平壌で尋問時に釈放される為に偽の自白をしたと明らかにした。

昨年8月に北朝鮮から解放された後、同記者が放送に出演しのは今回が初めてだ。

「アル・ゴア前副大統領が作ったカレントTVの記者だった為、疑いをかけられた。当時、北朝鮮当局者に(体制転覆を試みたと)告白すれば容赦することもできるが、告白しなければ最悪の状況が起きるという話を聞いた」と話した。

「北朝鮮を転覆しようとしたとの発言は難しい決定だったが、その様にする事が正しいと信じた」とし、北朝鮮当局の善処を期待し偽の自白をせざるを得なかったと話した。

リン記者は抑留生活について詳しく打ち明けた。

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昨年の逮捕直後は窓のない監房で何日かを送った後、平壌に移されたが、あそこは1日に何度も水と電気が途切れる事が多かった。シャワー施設も無くやかんに水を沸かした後、冷たい水と混ぜて体を洗わなければならなかったと話した。

また、悲しみのあまり食事に手を付けられず監房の隅に座っていたり、家族を危険に晒してしまったという事実に腹が立ち自らを殴ったりもしたが、監獄に閉じ込められている他の罪のない人々を考え頑張ったと、当時の心境を明らかにした。

「クリントン前大統領は父の様に心配して下さり、私の安全に尽力してくれた。抑留当時に家族から受けた手紙が1日1日を支えてくれた大きな力だった」と話した。

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去年3月、中朝国境地域で韓国系米国人女性記者のユナ・リと共に北朝鮮兵士に逮捕されたローラ・リン記者は、クリントン前大統領の訪朝によって特別赦免を受け、140日ぶりに解放された。