人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は3日、米国が北朝鮮・ロシア・イランへの制裁強化をひとまとめにした法案を成立させたことについて、「(制裁は)われわれには絶対に通じない」などと述べた。朝鮮中央通信の質問に答えた。

報道官は、「(米国が)折に触れ、主権国家に対する制裁法をつくり上げ、制裁の棍棒を振り回す米国の策動は、国際法的にもとうてい容認されないごろつき行為である」と非難。

また、「制裁脅威は、われわれをいっそう覚醒、奮発させ、核兵器保有の名分だけを増している」として、制裁は逆効果であると強調した。

そのうえで、「米国は、勝算のない対朝鮮制裁劇に力を費やすよりは、米本土の安全を保証する方途が果たして何であるかについて熟考すべき」と主張。自国を核武装国として認め、米韓合同軍事演習を中止するなど、従来からの要求に従うよう求める姿勢を示した。