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15、16日と2日間に渡って開かれた第4回日中韓外交長官会談で、天安艦事件や6カ国協議など東アジアの懸案事項について、日韓と中国との間で微妙な意見の食い違いが見られた。

日本は天安艦事件が北朝鮮の仕業であることが明確になる場合、6カ国協議の再開は難しいという韓国の立場を支持したが、中国は6カ国協議の再開を強調した。

外交通商部ユ・ミョンファン長官は初日の会談で、中国の楊潔チ外交部長と岡田外務相へ韓国政府がこれまで進めてきた合同調査団の天安艦事件の調査の進展内容を説明し、今後の3カ国の共同対応の重要性を強調した。

ユ長官は特に、『先天安艦究明、後6カ国協議再開』という韓国の立場を再確認し、中国と日本の協力を要請したと言う。

これに対し日本は「調査結果を慎重に見守るべきだ」という条件を出し、北朝鮮の介入が明確であれば、6カ国協議の再開は難しいという立場を伝えたと言う。

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また、日韓は16日午前に開かれた両国の会談でも天安艦事件の対応に緊密に協力し、日本は韓国政府の支持を表明した。 岡田外務相はこの日の会談で天安艦事件と関連して、「韓国に対する必要な支持を惜しまない」と話した。

一方、中国は6カ国協議の再開の重要性を再度強調し、6カ国協議の再開の前に濫??kを開催を主要な内容とする仲裁案を提案したと言う。『先天安艦究明、後6カ国協議再開』を主張する日韓との意見の食い違いを見せた。

中国が提案した濫??kの開催は米朝の2国間対話をはじめ、その後成果が出れば、6カ国協議の参加国との濫??kを行い、最終的には6カ国協議が再開するという内容だ。

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北はこれまで中国を通じて6カ国協議の前に米朝の両者対話を米国へ要請していたが、米国は6カ国協議の復帰を前提条件とし両者対話は開かれていない状態だ。

こうした状況下で、中国は今回の日韓中外交長官会談で6カ国協議の素早い再開という基本的な立場を再度強調し、これまで主張してきた再開への道を再び具体的に強調したと言える。

楊潔チ外交部長は15日に開かれた中韓会談で、天安艦事件の科学的で客観的な調査が重要だという慎重な立場を見せた。兒玉和夫報道官はもこの日、韓国の記者に対し「中国は議長国として会談再開努力を行っている。6カ国協議が朝鮮半島の非核化の最善の方法であることを強調した」と伝えた。

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これについて韓国は天安艦事件を先に解決し、関連国との協議を経て、6カ国協議再開について議論するという立場を再度強調した。

外交消息筋は「日中韓の外交長官会談で中国の従来の立場が確認された為、天安艦事件調査結果発阜縺A中国の説得が最大の課題として浮上した。今後、韓国政府が中国に対する影響力を高めなければ、天安艦事件の対応措置には意味がない」と話した。

今回の外交長官会談では29、30日に開かれる予定の第3回日中韓首脳会談の準備と関連し、▲共同文書、▲新規協力事業、▲関連イベントなどの開催方法について話し合った。