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咸鏡北道地方の食料価格が400ウォンから600ウォンの間で取引されている中、キム・ジョンスク(金正日の母)の故郷の会寧の電気供給がほぼ正常化された事が分かった。電気供給正常化の原因の一つには、携帯電話の取り締まりの為の措置という解釈が出されている。

会寧の消息筋は12日、デイリーNKとの通話で「食糧価格と為替レートは上下を繰り返しているが、ここだけは生産単位労働者に対する電気供給が正常化されている。以前は1日に1時間程度だったが最近は夕方にも多い日には3時間まで供給される」と話した。

現在の北朝鮮では電力生産量の大部分が軍需工場に配分されるが、金父子偶像化本拠地の史跡部門(金正日一家の偶像化展示物を設置)に対する電力供給には支障がない状態だ。これに対して住民たちは「夕方に電気を入れるのならば、食べ物も同時に与えるべきではないのか」とし、食糧供給支障に対する不満を述べている。

同消息筋は会寧に対する電力供給の原因を「キム・ジョンスクの故郷であり、厳しい懐事情だとしても史跡部門に対する国家の支援や教養事業は持続する必要がり、携帯電話を取り締まる為の妨害電波を送信する為に国境地域への供給を増やしていると奄ウている」と話した。

「電力供給状況が好転した影響で、国家保衛部27局の電波探知器が中国との携帯電話通話を防ぐ強い妨害波を発信している為、しばしば電話が不通状態になる」と話した。

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国家保衛部27局は会寧オサンドクに駐留し、強力な妨害電波を送信して通話を遮断する事業を行っている。

今年に入り国境地域での不法携帯電の話取り締まり事業が開始され、国境地域では数百台の携帯電話が取り締まられ、これらの内の相当数が司法処罰を受けた事が分かった。