北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は24日、韓国外交相と統一省の次官が北朝鮮の人権問題をめぐり、「謀略騒動に熱を上げている」と非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は17日、国連のキンタナ北朝鮮人権特別報告者と会談していた。

論評は、「これは謀略的な『北人権』問題を国際的に世論化してわが共和国の尊厳あるイメージをダウンさせ、外部勢力と結託して反共和国圧殺策動をよりいっそう強化しようとする南朝鮮当局者らの卑劣な術策の発露である」と主張した。

また、「事実上、南朝鮮当局者らが誰それの『人権』についてほらを吹くのは我が手で首を締める行為である。世界で人権問題が最も深刻な人間の生き地獄はほかならぬ、南朝鮮である」と指摘した。

そのうえで、「南朝鮮当局者らが実際に人権に関心があるなら、南朝鮮内部に山積した問題から解決すべきであろう」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 反共和国「人権」謀略騒動に熱を上げる南朝鮮当局者らを糾弾

【平壌7月24日発朝鮮中央通信】先日、外交部長官と統一部次官をはじめ南朝鮮当局者らがソウルを訪問した国連「北人権」特別報告官一行に会って、「北の人権状況」がどうのこうのと言ってわれわれに悪らつに言い掛かりをつけながら「国際社会との協力」について唱えた。

24日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、これは謀略的な「北人権」問題を国際的に世論化してわが共和国の尊厳あるイメージをダウンさせ、外部勢力と結託して反共和国圧殺策動をよりいっそう強化しようとする南朝鮮当局者らの卑劣な術策の発露であると明らかにした。

論評は、南朝鮮当局者らがすでに破たんした「北人権」問題なるものをまたもや持ち出して反共和国「人権」謀略騒動に熱を上げているが、それは実に間抜けで愚かな妄動であると言わざるを得ないとし、次のように指摘した。

人民愛の政治が施されているわが共和国の目覚しい現実は、進歩的な人類の賛嘆と憧憬の対象となっている。

事実上、南朝鮮当局者らが誰それの「人権」についてほらを吹くのは我が手で首を締める行為である。

世界で人権問題が最も深刻な人間の生き地獄はほかならぬ、南朝鮮である。

南朝鮮で「政権」が交代したというものの、正義と真理を主張する多くの人々が相変わらず「保安法」の鎖に縛られて苦痛を受けている。

論評は、南朝鮮当局者らが実際に人権に関心があるなら、南朝鮮内部に山積した問題から解決すべきであろうと強調した。

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