銃殺・絞首刑に「火あぶり」まで…ITで暴かれる北朝鮮「公開処刑」の実態

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北朝鮮の人権問題を追及している民間団体が19日、北朝鮮国内で銃殺が行われた場所、死亡者の遺体が集団埋葬された推定地、遺体の火葬場所などを示したマップを制作したと発表した。

韓国・ソウルに本部を置く「転換期正義ワーキンググループ(Transitional Justice Working Group)」は、北朝鮮の政権が行っている人権侵害を記録することで、そのような行為をやめるよう警告すると同時に、将来的な加害者の法的処罰の可能性を高める目的で、今回のプロジェクトに着手した。

大量虐殺も

このグループは、過去2年間に375人の脱北者との対面調査を行い、そこで得たデータを情報技術(IT)を駆使した手法で解析し、公開銃殺などが行われた場所を推定。その場所を地図上の座標に落とし込む作業を続けてきた。