北朝鮮の朝鮮中央通信は18日、在韓米軍の主力である米陸軍第8軍の司令部がソウルから京畿道平沢市に移転したことを非難する論評を配信した。

論評は、「南朝鮮に対する米軍の永久占領企図につながっている今回の基地移転劇は、われわれとの対決から自分らだけでも生き残ってみようとする愚かな企図の発露である」と指摘した。

つづけて、「南朝鮮に居座って全朝鮮を占領し、ひいては世界制覇野望を実現しようとするのが、米国の対アジア政策の目標である」と非難した。

そのうえで、「大洋向こうの米国の地も焦土化することのできる全ての準備を整えたわれわれが、鼻先にある米帝侵略軍とかいらい軍などを一人残らず一掃するのは朝飯前である」と強調した。

さらに、「朝鮮民族の全滅を狙った米国に、南朝鮮人民の生の基盤と莫大な血税まで供して対決ヒステリーを起こすかいらい好戦狂らも、われわれの照準鏡内から一寸も逃れられない」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

われわれの照準鏡内から一寸も逃れられない 朝鮮中央通信社論評

【平壌7月18日発朝鮮中央通信】最近、米国とかいらいが南朝鮮占領米帝侵略軍第8軍司令部を京畿道平沢地域に移転する「新庁舎開館式」なるものを行った。

南朝鮮占領米第8軍司令官なる者はいわゆる「歓迎の辞」で、「韓米同盟の強固さを誇示したもう一つの事例」「基地移転によって米軍の防御水準と戦闘準備態勢がより向上する」などと言いながら虚勢を張った。

南朝鮮に対する米軍の永久占領企図につながっている今回の基地移転劇は、われわれとの対決から自分らだけでも生き残ってみようとする愚かな企図の発露である。

南朝鮮に居座って全朝鮮を占領し、ひいては世界制覇野望を実現しようとするのが、米国の対アジア政策の目標である。

これによって、米国はわが民族に20世紀50年代には最も残酷な朝鮮戦争を強要し、長々数十年の歳月、あらゆる不幸と苦痛を与えている。

初期、相手を誤って判断した米国は、自分らの「強大さ」の神話が砕かれたことから教訓をくみ取る代わりに、ソウルの龍山をはじめとする南朝鮮の各地に巣くってわれわれに反対する各種の北侵戦争演習に狂奔した。

最近、日ごとに強化されるわが軍隊の強大無比の威力の前でびっくり仰天した米国が探した最善の方途がほかならぬ、南朝鮮占領米帝侵略軍基地を漢江以南地域に移動展開することであった。

それこそ、超大国の体面も考えず、自分の逃げ道から探さなければならないというアメリカ式生存方式として大げさに宣伝してきた「韓米同盟の強固さ」なるものが果たして、どんなものかを実物で見せたと言える。

しかし、世が変わったこんにちになって軍事基地を移すからといって下り坂へ疾走する帝国の形勢が決して変わるのではない。

大洋向こうの米国の地も焦土化することのできる全ての準備を整えたわれわれが、鼻先にある米帝侵略軍とかいらい軍などを一人残らず一掃するのは朝飯前である。

今、米国が平沢米軍基地について世界最大規模の海外米軍基地と唱えているが、愚かである。

目標が大きければ大きいほど、それに対する命中率と火力打撃の効果はよりいっそう高くなるだけである。

朝鮮民族の全滅を狙った米国に、南朝鮮人民の生の基盤と莫大な血税まで供して対決ヒステリーを起こすかいらい好戦狂らも、われわれの照準鏡内から一寸も逃れられない。

龍山にあろうと平沢にあろうと、そして米本土にあろうと侵略者、挑発者が生きて呼吸する所はこの天下にはない。

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