人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

4月から続いていた北の米の価格上昇の勢いが、最近下落傾向に落ち着いたと伝えられた。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)内部消息筋は10日、デイリーNKとの通話で「9日の穏城(オンャ刀j市場の米の価格(キロ)は580ウォン、トウモロコシが240ウォン、 大豆油が1550ウォン、豚肉が1500ウォンで取り引きされた」と伝えてきた。先月初めから上昇を続けていた米の価格は、5月1日には830ウォン(穏城)まで記録した。

消息筋は「4月から引き続き上がった為、最近では白米よりトウモロコシ米の取引量が多くなった。米の需要が減ると言う事は米の価格が落ちたという事」と説明した。

「貨幣交換後、北朝鮮貨幣より外貨や食糧を保有しようとする人々が多い。食糧商売人が談合している為、米の価格が常に高い」と話した。

食糧価格の不安定性が数ヶ月に渡って続いた為、貧困層の住民の食料受給状況も悪化している考えられる。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

「一般住民は一日にトウモロコシ米やトウモロコシ粉300g(1人当り)を食べるのすら難しい。これさえも食べられない人々は、豆腐の残りかすやウマゴヤシを混ぜたおかゆで延命している」と伝えた。