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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は15日、韓国の文在寅大統領がドイツ・ベルリンで掲げた「朝鮮半島平和構想」に対して「詭弁が列挙されている」とする署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

G20サミットに出席するためにドイツを訪問した文氏は6日、地元財団の依頼で行った演説で「朝鮮半島平和構想」を掲げ、▼10月4日に離散家族再会行事を開催▼朝鮮戦争の休戦協定が締結されてから64年となる今月27日をもって南北軍事境界線(MDL)での敵対行為を中止▼平昌冬季五輪への北朝鮮の参加などを提案した。

論評は、文氏の平和構想に「先任者らとは異なる一連の立場が盛り込まれているのはそれさえ幸いなことである」と指摘しながら一定の評価をした。