北朝鮮の朝鮮中央通信は12日、米国が「無分別な軍事的賭博に執着している」と非難する論評を配信した。

論評は、米韓両軍のミサイル部隊が弾道ミサイルの同時発射訓練を行ったことや、米軍がB-1B戦略爆撃機を朝鮮半島の上空に展開したことに対して、「これは、新しい高さに上がったわれわれの強大無比の国力と戦略的地位に極度の恐怖を覚えた米国の断末魔のあがきとして、現米行政府の対朝鮮敵視策動がごく危険ラインに至ったということを実証している」と述べた。

また、「トランプ行政府が露骨に軍事攻撃について唱えているのは、米国が不意の先制攻撃で北侵戦争野望をあくまでも実現してみようとしているということを示している」と指摘した。

さらに、「米国にわれわれを力で制圧するための軍事攻撃方案が準備されているなら、われわれには朝鮮式の強力で威力ある軍事的対応案、米国焦土化作戦方案が準備されているということを知らなければならない」と強調した。

そのうえで、「現米行政府は『対朝鮮先制攻撃は現実的な選択ではない』『朝鮮に対するヒステリックな態度を修正すべきだ』という国際社会の声に耳を傾けて熟考する方がよかろう」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

米国は熟考する方がよかろう 朝鮮中央通信社論評

【平壌7月12日発朝鮮中央通信】米国が、無分別な軍事的賭博に執着している。

最近、米国防総省はトランプの指示に従ってわれわれに対する軍事攻撃案を準備したと大げさに宣伝している。

トランプもやはり、「北に対する戦略的忍耐の時代は終わった」「北に対するきわめて強くて確固たる計画を持っている」などと言って軍事攻撃企図を隠していない。

われわれの大陸間弾道ロケット試射の大成功に怖じ気づいて南朝鮮の好戦狂らと連合弾道ミサイル武力示威なるものを行い、B1B核戦略爆撃機をまたもや朝鮮半島の上空に展開して実射撃訓練を強行する一方、対朝鮮攻撃用の主要戦略武器である「バージニア」級原子力潜水艦の地上攻撃能力を3倍以上拡大するための「トマホーク」巡航ミサイル発射管の交換を公式に承認した。

これは、新しい高さに上がったわれわれの強大無比の国力と戦略的地位に極度の恐怖を覚えた米国の断末魔のあがきとして、現米行政府の対朝鮮敵視策動がごく危険ラインに至ったということを実証している。

「最大の圧迫と関与」政策から軍事的選択案は排除されたと言っていたトランプ行政府が露骨に軍事攻撃について唱えているのは、米国が不意の先制攻撃で北侵戦争野望をあくまでも実現してみようとしているということを示している。

今、米国がいわゆる「レッドライン」を越えたとしてわれわれに言い掛かりをつけ、無謀な軍事的挑発に執着しているが、限界線を超えたのはまさに米国である。

わが軍隊と人民は、米国の無分別な軍事的選択に喜んで対応する万端の準備がすでにできている。

米国にわれわれを力で制圧するための軍事攻撃方案が準備されているなら、われわれには朝鮮式の強力で威力ある軍事的対応案、米国焦土化作戦方案が準備されているということを知らなければならない。

米国の最後のあがきのような核戦争賭博は、米本土が焦土化される史上最大の災難をさらに早めるようになるだけである。

対朝鮮軍事攻撃方案が実践に移される瞬間から、米国の運命は悲劇的なものになるであろう。

上司の陰険な先制攻撃企図を「対話」だの、「主導者役割」だの、何のとして覆い隠そうとする南朝鮮当局の行為また、笑止千万である。

現米行政府は「対朝鮮先制攻撃は現実的な選択ではない」「朝鮮に対するヒステリックな態度を修正すべきだ」という国際社会の声に耳を傾けて熟考する方がよかろう。

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