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北朝鮮の祖国平和統一委員会が運営するオンラインメディア『我が民族同士』は5日、黄長ヨプ北朝鮮民主化委員会委員長(前労働党秘書)を暗殺を目的に脱北者に偽装し、韓国への潜入を試みたスパイが検挙された事件に対し『根拠の無い自作自演劇』としらを切った。。

北は天安艦事件が北の仕業との結論が固まりつつある時点から謀略劇だと反論したのに続いて、黄氏暗殺の試みに対しても自作劇と一環して否認している。

同メディアは『この対決は気の狂った者の断末魔的なあがき』が題名の論評で、韓国当局が最近『北朝鮮は主敵』という概念を復活させようとするなど、「南北関係を対決と戦争の極限点に追い込んでいる」とし黄前秘書に対する暗殺事件を対北謀略策動の一環だと主張した。

「韓国公安当局は『黄暗殺者逮捕事件』などととんでもない自作劇を演出し、大々的に反共和国キャンペーンを行っている。歴代の親米政権が内外的にで窮地に追い込まれる毎に、ありもしない謀略劇を演出し危機を収拾しようと策動したと事実は広く知られている」と主張した。

「我々は日を追う毎に激しさを増す対決騒動を注視している。我々に挑戦する者に対し、下される断固たる懲罰は時間が証明してくれるだろう」とし威嚇を憚らなかった。

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このメディアは暗殺計画犯の摘発前の先月5日には『死に損ないの行動』という題名の論評で、黄氏を『醜悪な民族反逆者、老いた精神病患者』と激しく非難した。

保守層の一部では黄氏暗殺目的で偽装脱北入国事件が発生直後、北が実際に委員長暗殺に成功した場合にも、韓国の自作劇に追いやり真実究明仮定で国論分裂を企てた可能性が高いと指摘をしてきた。今回の北の主張は、この様な推測が有り得るシナリオだった可能性を示唆している。