3日の午前5時20分頃(韓国時間で6時20分)、北朝鮮の旅客列車が中朝国境地域の丹東に到着した。この列車は17両編成で、金正日が搭乗している可能性が高いと思われる。
金正日が専用列車で中国に入る為には、丹東を必ず経由しなければならない。現在、新義州と丹東の間の鉄橋と丹東駅周辺には中国の公安と国境地域の警備隊の厳しい警備体制が引かれている。
新義州と丹東間の鉄橋の下には北朝鮮軍と思われる警備隊が警護をしている。この列車は丹東で30分程停車していたそうだ。
現地時間の6時現在、丹東駅前は人の出入りが統制されている。午前中には金正日の訪中に関する確証が得られると思われる。この列車が中国の北京に到着し金正日の下車が確認されなければ、金正日の訪中は最終確認できない。
北朝鮮専門家は今回の金正日の訪中は外交的に孤立している状況が続いている為、中国からの支持を確保する為だと分析している。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面高麗大学のユ・ホヨル教授はデイリーNKとの電話インタビューで、「現時点では天安艦事件に関する北朝鮮の立場を伝え、中国へ協力を求める。その後、6カ国協議の再開と経済支援問題を議論するだろう」と予想した。