北朝鮮の対韓国宣伝団体である祖国統一民主主義戦線(祖国戦線)中央委員会は4日、7・4共同声明の発表45周年に際して声明を発表した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。
7・4共同声明とは、1972年7月4日に北朝鮮と韓国が同時に発表した朝鮮半島の南北対話に関する宣言文章である。当時の北朝鮮の指導者は金日成主席、韓国は朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領だった。
声明は、「金日成主席の愛国・愛族の決断と賢明な指導によって、1972年に分裂史上初めて北南高位級政治会談が開かれ、自主、平和統一、民族大団結の祖国統一の3大原則が内外に厳かに闡明された」と主張した。