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北朝鮮自由週間の一環として28日、国会小会議室で開かれた「私は告発する、北朝鮮女性の人権侵害」がテーマの主題のセミナー(朴宣映議員主催)に参加した脱北女性は、北朝鮮でさらされた人権侵害の事例を証言した。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)南陽(ナミャン)出身の脱北者パク・ヨンファさんは、「中国から送還される際に子宮に金を入れて帰った。刑務所で突然下血したが、保衛部の人から『中国で売春をやったのか』と屈辱的なことを言われた。産婦人科の医者が子宮を内診して金の束を出した。先生にお金をあげるので、許してくれとお願いした」と証言した。

咸鏡北道穏城(オンソン)出身のムン・ギョンエさんは「お金を稼ぐために中国に行き、朝4時から夜10時まで働いたが稼いだお金は本当に少なかった。北朝鮮に送還後、腹をすかせて中国に行ったのに『祖国の反逆者、南朝鮮傀儡政府(韓国政府)の政治色を持っている』などと暴言を吐かれた」と証言した。

「汽車の中には餓え死した20人ほどの死体が横たわっていて、隣では余りにもの空腹で、生後7ヶ月ほどの赤ちゃんを釜で煮てむさぼりついていた女性もいた」と当時の悲惨な状況を語った。

『国境を3回越えた女』の著者、チェ・ジニさんはテーマ発表でて、「北朝鮮女性の人権問題は北朝鮮女性が主体になり自ら問題を解決策を探るべきだ」と言い、『臨津江出版社の活動経験』を通じての実証的な方法を提示して注目を浴びた。

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この日のセミナーでは、脱北した女性の悲惨な人権蹂躪現場の告発に続き、専門家による北朝鮮女性の人権改善のための意見が提案された。

東国大学のホン・ミン教授は、「北朝鮮女性の脱北推移は北朝鮮の人権レベルがわかる温度計のようなものだ。北朝鮮国内の侵害類型の多様化、侵害規模の拡大、侵害方式の組織化が広い範囲で行われている」と、北朝鮮女性の重層的な差別や搾取構造について詳しく説明した。

「北朝鮮の女性は男性中心の家父長的な秩序と権威的な権力の運用、差別的な階層秩序、その中で市場を通じて生計をたてなければならない状況など重層的な差別と搾取国「に露出されている」と指摘した。

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北東アジアのミシ社会研究所のノ・ギナム博士は、「北朝鮮が非常に閉鎖的な社会ではあるが、中朝国境地域が開いている。それをきっかけに韓中、韓国・北朝鮮・中国が互い協力して北朝鮮女性の人権侵害問題が解決できるように国際協力をして協力の道を探るべきだ」と強調した。