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太陽節に続き建軍節中央報告大会でも『金正日同志を擁した党中央委員会を命を賭けて死守しよう』というスローガンが登場し、この背景に注目が集められている。

統一部によれば『党中央委死守』のスローガンは、1996年を境に主要行事や報道から消えた。この後からは『金正日同志を擁した革命の首脳部を死守しよう』というスローガンが前面に押し出されてきた。

そして14日、太陽節を記念した中央報告大会で既存のスローガンと同時に、『党中央委を死守しよう』というスローガンが掲げられた。この当時、キム・ヨンナム最高人民会議常任委員長も「党中央委員会を死守しよう」と発言した。

これに対し北朝鮮専門家は、キム・ジョンウン後継体制の公式化だと解説した。

キム・ヨンス国防大学教授はデイリーNKとの電話で、「昨年、北のメディアはキム・ジョンウンが後継者に指名された日かつ誕生日の翌日の2009年1月8日に、『党中央委』の意味を説明を行った。党レベルでの後継体制の公式化だ」と解説した。

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当時の北のメディアによると1960年8月25日に金正日が105部隊を訪問し、『金日成同志を擁する党中央委員会を死守しよう』というスローガンを見て、このスローガンを全国的にに広める指示下したということだ。

よって『金正日同志を擁した党中央委員会を命を賭けて死守しよう』というスローガンは、キム・ジョンウン後継を知らせる公式スローガンだという説明だ。

チョン・ソンジャン世宗研究所首席研究委員も「国防委員会と共に核心権力機関の党中央委員会を中心として、後継体制を構築をするという意味だ。今後、キム・ジョンウンの指示は党中央委員会を通じて行うと予告したと考えられる」と説明した。

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一角では既に軍内部で後継作業を終えたキム・ジョンウンが、党レベルでの後継体制の推進に速度を上げる場合、今年の党創立記念日(10.10)にはキム・ジョンウンへの後継を対外的に公式化するだろうとの慎重論も出されている。

内部消息筋によれば、昨年から党幹部を対象としたキム・ジョンウンの『偶像化』が行われているという。本紙が最近公開した資料には、キム・ジョンウンを『万能の才能の持ち主で天才だ』、『忠誠を尽くす人には必ず補償する指導者』と表現されており後継体制に速度を出している。