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1990年代後半に北朝鮮を襲った未曾有の大飢饉「苦難の行軍」。そこからようやく一息ついた2000年に生まれた子どもたちは今年17歳を迎え、徴兵検査を受ける。ところが、新兵の募集が思うように進まず、担当者は頭を抱えていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じている。

両江道(リャンガンド)の情報筋によると、各市、郡の軍事動員部は6月20日、満23歳以下の青年に追加の徴兵検査を受けよとの指示を下した。これは通常の徴兵検査で充分な数の合格者が出なかったための措置だ。

条件は身長145センチ、体重43キロ、視力0.6以上。身長が145センチ以下でも、両親の同意があれば兵役につくことも可能だ。かつては、高等中学校(高校)卒業後に進学せず社会人となった青年が追加検査の対象だったが、今年からは大学生や、建設現場に動員された突撃隊員も対象となっている。