天安艦事件の原因と関連し、米軍も北朝鮮の魚雷攻撃による可能性が高いと考えていることがわかった。

CNNは26日（現地時間）、オンラインでのソウルの米軍関係者の話を引用し、「天安艦事件は北朝鮮の魚雷攻撃による可能性が高い」と伝えた。

「水中爆発で天安艦が沈没したが、爆発物は船体と接触していない。これは韓国軍当局の結論と同じだ」と話した。

CNNのバーバラ・スター記者は自分のブローグで、「米軍関係者は事件の敏感さ、韓国や米国が対応を公開的に議論していない為、匿名を要求した」と述べた。

一方、米政府は天安艦事件と関連して慎重な姿勢を示している。

ホワイトハウスのギブス報道官はこの日の定例記者会見で、「天安艦事件が北朝鮮の仕業であると判った場合、米国はどのように対応するのか」という質問に「米国は原因究明調査を支援している。現時点では仮定を前提に話すことは避けたい」と話した。

そして、「調査結果を基に判断する。調査が完了後、より多くの話ができるだろう」と述べた。

米国務省のクローリ広報担当次官補も北の魚雷による沈没の可能性について、「現在は如何なる推定していない。まだ調査中だ」と話した。

「船の2つの部分が引き上げられ、中を見ることができる。我々の行動は調査で浮上した証拠に左右される」と話した。

国務省のキャンベル東アジア太平洋の次官補も同日、香港で開かれた『香港国際メディアカンファランス2010』で「天安艦事件と関連し、米韓両国が徹底して事件を調査している。調査結果を基にそれに相応した措置を取る」と話した。

「中国に天安艦事件と関連して協力を要請したのか」という質問に「我々は中国に米国の役割を説明し、中国がこれから責任のある役割を果たすことを要請した」と話した。