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14日の金日成誕生98周年を迎えて平壌の金日成広場で行われた祝砲行事で、少なくとも数署lの平壌住民が大同江橋から転落する事故が発生し、この中12人が死亡した。

平壌内部消息筋は23日、「祝砲行事開始直後、将軍様が参加されないという噂が広がり、人々がわれ先に引き返し始め、大同橋に人が集まり事故が起きた。この橋は平壌で最も古い橋で、柵の高さが1mにも満たない高さで数署lが橋から転落した」と伝えた。

祝砲会『首領様の念願が花が咲く我が国』は、当初の午後8時より10分程度遅くれ広場と主体塔近辺で始まった。

午後8時10分頃、広場に用意された主席団にイ・ヨンチョル金日成社会主義青年同盟書記が現れ、「将軍様は現地視察に行かれた地域で問題があり、本日の『1号行事』(金正日出席行事)は取り消しになった。今から太陽節記念祝砲行事と公演を始める」と発表した。

この時、広場と半径500m周辺の道路には平壌市内の各機関企業所の事務員、大学生、工場企業所の労働者、人民班女性や老人たちが集まっていた。

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大同江を挟んで金日成広場の向かえ側の主体塔近辺で祝砲が発射され、主体塔の入口階段に位置した万寿台芸術団の祝歌も同時に鳴り響き、本格的な行事が始まった。

しかし、この日の祝砲は10分に1回の間隔で発射された為、参加した住民は「退屈だ。昨年にはおよばない」と不平を言いい帰路に付いた。昨年4月15日の祝砲行事の際に行われた、柳京ホテル105階からの滝のような花火が無かったとのことだ。

そして、午後8時30分頃から金日成広場周辺道路にいた人々が離脱し始め、行事の警護を担当していた国家安全保衛部保衛院や人民保安部保安員が離脱する群衆を統制した。するとこれを避けようとしてた群衆行列が、金日成広場南側の大同橋側に集まり始めた。橋のムンス通り先には電車終点駅があるためだ。

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消息筋は「特に東大院区域、船橋区域、大同江区域側に住む人々は、大同江だけ越えれば電車に乗れる為、大同橋に人波が集まったようだ」と付け加えた。

「行事が終われば混雑が予想され、遅くここを離れた場合は家まで歩いていく可能性が高いからだ。『1号行事』が取り消しになり途中で家に帰っても、『政治的問題』として扱われることが無いとの判断から、人々がいち早く離れようとした」と説明した。

事故が発生した大同橋は平壌市内の4つの橋で最も老朽化しており、中央には複線の線路とその隣には路面バス線路があり、歩道の幅は2mほどしかなかった。

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