人権白書によれば、2013年10月に恵山で2人の男性が公開裁判の後に銃殺された。自宅で密かに客を募り、韓国から密輸されたビデオ(おそらく成人モノ)を視聴させ、男女に性行為の場を提供していたことが罪に問われたのだ。
(参考記事:「ポルノ見て乱交」で収容所送りも…恐ろしい北朝鮮の風紀取締り)そして、彼らとともに摘発された10人前後の男女も公開裁判に引き出され、自分たちの死刑が執行されるのを待っていた。すると、そこで正恩氏から下された指示が読み上げられた。被告の男女らを特別に許し、釈放するという内容である。