北朝鮮の労働新聞は14日、昨年4月に起きた北朝鮮レストラン従業員集団脱北事件で韓国入りした女性らを北朝鮮へ送還すべきと主張する署名入りの論説を掲載した。同日、朝鮮中央通信が報じた。

「拉致被害者たちを無条件返還しなければならない」というタイトルの論説は、「彼女らが誘引、拉致されて南朝鮮に強制的に抑留されているのは朴槿恵一味の極悪な反共和国謀略と同族対決策動が招いた所産だと」指摘した。

また、「親子を生き別れさせ、わが公民たちを同族対決騒動のいけにえにつくった朴槿恵逆賊一味の罪悪は絶対に許されない」と強調した。

さらに、「今、南朝鮮当局は各階層のアピールと要求にもかかわらず、強制的に抑留しているわが女性公民たちの送還問題を故意に回避している」と述べた。

そのうえで、「わが女性公民たちの無条件的な送還が実現される前には北南間に離散家族・親せきの面会をはじめいかなる人道的協力もあり得ない」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 強制的に抑留されている共和国女性公民たちを無条件送還すべきだ

【平壌6月14日発朝鮮中央通信】最近、南朝鮮で朴槿恵逆賊一味によって連行されて強制的に抑留されている共和国女性公民たちの送還を求める各階層の声が高まっている。

14日付の「労働新聞」は署名入りの論説で、共和国女性公民たちに対する強制拉致事件の真相を究明し、被害者らを無条件送還するのが現「政府」が取るべき第一の人権改善措置だというのが南朝鮮各界の主張であると明らかにした。

論説は、彼女らが誘引、拉致されて南朝鮮に強制的に抑留されているのは朴槿恵一味の極悪な反共和国謀略と同族対決策動が招いた所産だとし、次のように強調した。

親子を生き別れさせ、わが公民たちを同族対決騒動のいけにえにつくった朴槿恵逆賊一味の罪悪は絶対に許されない。

問題は、朴槿恵「政権」の「積弊一掃」を宣伝する現南朝鮮当局の態度である。

今、南朝鮮当局は各階層のアピールと要求にもかかわらず、強制的に抑留しているわが女性公民たちの送還問題を故意に回避している。

明白に言っておくが、わが女性公民たちの無条件的な送還が実現される前には北南間に離散家族・親せきの面会をはじめいかなる人道的協力もあり得ない。

南朝鮮当局は、不当に抑留されているわが女性公民たちを直ちに送還すべきであり、朴槿恵逆賊一味が不純な政治目的から強行した集団的誘引・拉致事件の真相を明らかにし、犯罪者らを厳罰に処すべきである。

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