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中朝国境都市の丹東と延辺地域の脱北者を集中的に取材した記事が、中国のインターネットのポータルサイトに載せられると、中国のネチズンたちが’ルーマニアのチャウシェスクのように、金ふとっちょ(金正日氏)に審判を’と書き、注目されている。

ボンファン週刊のフボン記者と、延辺のジャーナリスト、リュシャオトン氏が去年共同取材して発表した’北朝鮮脱出記’が、一足遅れて中国のポータルサイト、ワンイ(網易)やャt(捜狐)などで広まり、中国ネチズンたちの関心を引いている。

‘ボンファン週刊’は記事で、“90年代半ばの大洪水と飢饉で、北朝鮮の住民2千万人のうち、10人中1人が飢え死にした.。当時、生計を求めて30~40万人の北朝鮮の住民が中国に来たが、彼らのことを逃北者と呼ぶ”と紹介した。

この雑誌は“故郷に背をむけて、血を分けた肉親と別れて隠れて暮らし、強制送還されないように必死になる脱北者の存在は、普通の中国人の視野から遮られてきた。しかし、北朝鮮の核実験以後、脱北者問題が国際的な争点の対象として浮上している”と告発した。

雑誌は、ひもじさに堪えることができずに、96年の冬に豆満江を渡って、数年間隠れて暮らしたキム・ミヒ(76歳)さんと、40歳の中国の男性のもとに売られた後、強制送還され、再び北朝鮮から脱出したイ・チェバク(36歳)さんなどの脱北者にインタビューして取材している。

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‘ボンファン週刊’は1997年に、中国領土に帰属した香港特別行政区のボンファンテレビが発行する週刊誌だ。中国政府が敏感になる脱北者問題を、香港のメディアが直接取り上げたことは異例であると思われる。

一方、この記事がポータルサイトワンイなどに広がり、多くのネチズンが非難の書き込みをした。

アイディー‘goldwolf2005’を使うネチズンは、“北朝鮮の人民は団結して、金家の王朝を打倒して、金ふとっちょを逮捕しなさい。ルーマニアのチャウシェスクのように、金ふとっちょを審判しなさい”と書いている。