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北朝鮮は金日成の98回目の誕生日を記念して盛大な行事を行った。14日の夜には平壌の大同江岸の主体思想塔周辺で行われた『祝砲夜会』が注目されている。

昨年と同じようにキム・ジョンウンの作品として宣伝されると予想される。太陽節をキム・ジョンウンの後継体制を強化する契機に活用しているわけだ。

15日の朝鮮中央放送報道によると祝砲会現場でキム・ギナム労働党書記は演説で、「絶世の偉人を代を引き継いで仕える事ができる幸運に感謝し、この様な希望の祝砲を上げる事ができ主体革命の偉業の輝かしい未来へ確信を抱いき前進していく」と話し、キム・ジョンウン後継体制を称賛したと分析される。

昨年10月に日本のメディアが公開した北の内部資料『キム・ジョンウンの偉大性の教養資料』にも、祝砲夜会がキム・ジョンウンの作品だと示されていた。

咸鏡北道の消息筋は15日、デイリーNKとの通話で「今年に配布されたキム・ジョンウン関連の幹部教養資料には、金正日が『先軍朝鮮の夜空を美しく飾った祝砲夜会は強盛大国実現の前途を祝福する祝砲だ。青年大将は祝砲の発射過程を芸術的に演出した』との発言が載っている」と伝えた。

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「青年隊長は祝砲発射準備で何日も徹夜をした。これこそが青年隊長の非凡で突出した実力だ。『これは単純に突出した資質のためでなく、指導者に対する忠誠心が刻まれているからこそ可能だ』と話した」と伝えた。

北のメディアは昨年を振り返り祝砲夜会を10大イベントの一つに挙げており、『壮快な花火が全世界を照らす』と評価し、この行事がキム・ジョンウンの作品であることを示唆した。

「全ての同胞は傑出した領導力と非凡な叡智で、5千年の歴史上で最も壮大な朝鮮式の祝砲夜会を用意された偉大な方に謹んで感謝垂オ上げます」とし、祝砲行事がキム・ジョンウンの作品であることを暗示した。

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14日には金正日が『朝鮮人民軍の指揮構成員の軍事称号を引上げる命令第0045号』を発令し、100人の将軍の昇進を行ったのも、キム・ジョンウン忠誠勢力を軍部内に布陣させるための措置と解釈される程、北朝鮮は後継体系構築に総力を傾けている。