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北朝鮮の金正恩党委員長が、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の戦闘飛行術競技大会を指導した。朝鮮中央通信が5日、報じた。「普天堡(ポチョンボ)戦闘(※1937年6月4日)勝利80周年になる歴史の日」に行われたとされていることから、4日に指導したと見られる。

同通信によると、北朝鮮軍の航空・対空軍の金光赫(キム・グァンヒョク)司令官は開会の辞で、「敵の空母をはじめいかなる対象物も一撃のもとに掃滅できる一当百の不死鳥にしっかり準備させ、全軍を祖国統一のための戦いの準備完成にいっそう力強く鼓舞、激励する意義深い訓練競技だ」と述べた。

金正恩氏は、競技大会を見ながら「戦闘飛行士らがさまざまな技巧飛行動作を立派に遂行する、格好いい、科学的な操縦と完璧な飛行術を余すところなく披露した」と喜んだという。

北朝鮮軍の戦闘飛行術競技大会を指導した金正恩氏(2017年6月5日付労働新聞より)
北朝鮮軍の戦闘飛行術競技大会を指導した金正恩氏(2017年6月5日付労働新聞より)

金正恩氏は、大会に参加した若い飛行士らと共に記念写真を撮った。