北朝鮮当局は、韓流ドラマ・映画をはじめとする「不法映像物」に対する取り締まりを強化し、違反に対しては死刑を含む厳罰で臨む方針を示した。
咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋が、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に語ったところによると、当局は最近、人民班(町内会)、工場、企業所の会議を通じてこのような方針を住民に通告した。
不法映像物の国内搬入と視聴はこれまでも「非社会主義行為」「資本主義黄色文化(いかがわしい文化)」として処罰の対象だったが、今後は反国家的行為と見なし、スパイ同様に厳罰に処すという。最高で死刑になりうると情報筋は説明した。
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