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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は5月31日、米国が空母打撃群を朝鮮半島近海に展開し、また韓国海軍の強襲揚陸艦「独島級」を用いた訓練を行っていることに対し、「(北朝鮮の)尊厳と自主権に対する悪らつな挑戦」であると非難する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

米軍は現在、原子力空母「カール・ビンソン」と「ロナルド・レーガン」を朝鮮半島近海に展開させているほか、18日には在韓米軍が、韓国海軍の強襲揚陸艦「独島」からヘリコプターを飛ばし、北朝鮮内陸部の大量破壊兵器を除去する訓練を実施した。

論評は、「米国がいわゆる『体制保障』『対話と協商を通じた問題解決』などと言ったが、それは自分らの侵略的な腹黒い下心を隠して共和国を武装解除させようとする欺まん術策にすぎないものであった」と指摘。

続けて「われわれは緊張激化を願わないが、米国とかいらい好戦狂らがあくまでもわれわれに軍事的に手向かって対決の道へ疾走することに対しては絶対に黙過しない」と述べた。