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「国立墓地を訪れ戦死した戦友のお墓に来てみたかった」

朝鮮戦争でニュージーランド兵として野戦連隊で勤務したジョン・ケンベルさんは13日、60年ぶりに韓国を訪れた理由をこのように説明した。

突然の寒さで気温が5度まで下がり風が強かったこの日の午前、韓国国立顯忠院は朝鮮戦争60周年を迎え韓国を訪れたイギリス連邦4カ国(イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)の参戦兵士で賑わった。

半世紀ぶりに韓国を訪れた彼らは白髪の老人になっていた。ある人は車椅子に、またある人は杖で体を支えている。歳月には勝てなかったが国立顯忠院に入る彼らの姿には、60年前に韓国の為に戦った『勇士の姿』そのままだった。

国立顯忠院の顯忠塔の前で彼らは儀仗兵の号令に合わせて挙手敬礼をした後、焼香と黙祷で戦死した韓国軍兵士と国連軍の戦友らに哀悼の意を表した。

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参戦兵たちが参拝を終え帰る際に参拝の順番待ちをしていた韓国人から握手を求められ、『ありがとう』と声を掛けられた。参戦兵らは予想外の歓迎に胸がいっぱいなったようだ。

その後、竜山にある戦争記念館を訪れた。

この日、戦争記念館ではオーストラリア空軍の韓国戦参戦を記念する記念碑の除幕式典が行われた。戦争記念館内に初めて建てられた外国軍参戦記念碑には、オーストラリア軍の参戦ヒストリーと戦果などが詳細に記録されている。

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記念館を観覧した一行は国連軍の軍服を見るや感懐無量になり、しばらくこれを見つめ続けた。一行は一般観覧客に夏季の戦闘服と冬季の戦闘服の違いを説明したりもした。

一方、戦争記念館を観覧していたニュージーランド出身の参加兵であるG・モートンさんは「当時、ソウルには2階以上の建物はなかった。多くの建物が崩壊していた。韓国は貧しい国だらけだった」と当時を思い出した。

「しかし、今の韓国は非常にドラマチックな成長を果たした。私は正しい決定を下しよく戦ったと思う」と話した。

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「韓国の変化はとても印象的だ。素晴らしいとしかいえない。韓国の人々を称えたい」と話した。
一行は20日まで板門店、釜山の国連墓地などを訪問した後、帰国する予定。