ウォルターシャープ駐韓米軍司令官は12日、「米8軍司令部が戦争遂行司令部に転換されるだろう」と明らかにした。
シャープ司令官は韓国国防研究院(KIDA)と米陸軍分析研究所が主催した第15次韓米国防分析セミナーの基調演説で、「8軍司令部は野戦軍に名称が変更され、このような変革の最も重要な部分は米韓両国が連動することであり、これを通じて指揮統制体系の変化が支障なく進行されるだろう」と話した。
この間軍の一部では韓国に残留する米8軍司令部が戦時作戦統制権(以下戦作権)移譲により創設される、米国−韓国司令部(KORCOM)を行政的に支援する任務に限定されるだろうとの観測が出されていた。
2012年戦作権の委譲と関連し「現在、維持している2万8千500人の駐韓米軍の縮小ではない。米軍は持続的で長期的に朝鮮半島に駐留し、これを通じて安保と安全を提供するだろう」と説明した。
「駐韓米軍がヨーロッパと日本にある米軍と同じ支援を行うだろう。2011年夏までに5千人の家族が韓国で生活するのを目標にしている」と付け加えた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面「集中しなければならない部分は不安定症状やこの警告症状だが、警告症状よりも不安定症状に、戦争に対する一般的な対応だけでなく危機発生時に、これをどのように減少させるかに着目しなければ ならない」と強調した。
一方この日、『米韓同盟関係』を主題で講義したキム・ビョングク高麗大教授(写真)は「米韓両国は生まれつきの同盟関係であり、多くの国益を共有している。単純に『血盟』関係に対する考えで終わらず、政治・経済・外交的な問題を全て包括できる新しい関係を構築するべきだ」と提言した。
同教授は「このような新しい関係を通じて両国民が同盟こそ両国の国益に符合する物だと、考えなければならない」と付け加えた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面また同盟における6つの政策上の政策課題を▲戦作権委譲▲北核危機のでの共同対応方案▲軍事変革の進行および低予算時代の国防改革▲平沢市を国際都市に発展▲在韓駐屯軍地位協定(SOFA)▲多者間の地域安保準備補完方案などを挙げた。
「これらの政策課題を通じて、同盟を補完し政治的支援を初めとした社会全般的な支援が必要だ」と強調した。